妖魔05~正道~

コアを体内にいれる。

能力は、体温調整か。

「丞はどうするにゃ?」

「どうするって、何が?」

「また、危ないところに出るのにゃ?」

「ああ」

ミールオルディンの長である湊さんに出会わなければならない。

だが、具体的な事は何も考えていない。

考えられないが、正解なんだけどな。

「琴も一緒にいっていいにゃ?」

「琴自身が危ない場所といったんだぞ?」

「吟ちゃんはよくて、琴は駄目なのかにゃ?」

「琴の気持ちは嬉しいよ」

俺は笑顔で答える。

「でも、駄目だ。俺と共に行動するという事は、死に近づく」

今まで、俺の近づいた女の人達は死に直面したり、死んだりしてきている。

三度もあるという事は、四度目もあるはずだ。

それは、守る守らないの問題じゃないような気がする。

俺の居ない間に、何かが起きるという可能性が高くなるのだ。

本当の強運の持ち主でなければ、難しいだろう。

本来ならば、ロベリアやジャスミン、クルトとも行動は控えたいところなのだがな。

ともかく、同行人数を増やすべきではない。

「駄目、なのにゃ?」

泣きそうな顔になっている。

良心が痛むな。