「約束を守って」
涙を溜めながら、訴える。
「解ってるよ」
微笑みながら、頭を撫でる。
「そんな顔で郁乃母さんの前に行かせたら、俺が怒られるじゃないか」
そして、クルトの前に、立つ。
「すまない。また、お前の約束が遠のく」
「この田吾作!今の状況で約束もクソもあるか!就職する場所がないだ!」
「そうかもな」
「取り返せとは言わない。でも、他の場所で、見つけられるように、オラと探すだ」
「必ず、お前が仕事の出来る場所を探そう」
頭を撫でようとすると、ローキックを入れられる。
「子ども扱いするな!」
「悪いな」
クルトとのやり取りをしてる最中、琴が歩いてくる。
「吟ちゃんの彼氏は、何でそんなに不幸な思いをしても、踏ん張れるにゃ?」
「十の不幸があったとして、その中の一の幸福を見つける。ただ、それだけの努力をしてるだけだよ。今の場合なら、美咲が苦しい思いをしてるのが十、美咲のために少しでも何かが出来るって事が一だ」
「琴、絶対に泣いちゃうにゃ」
琴を抱き上げる。
「誰にでも、出来る事さ。大丈夫、きっと、琴にでも出来るよ」
「にゃあ」
琴の頭を撫でると、気持ち良さそうに擦り寄る。
ここに居る最後の一人、ロベリアが前に立つ。
「ロベリア、今回ばかりは」
「王子様、もう一度、言わせてもらいます。共に輝けるのなら、共に散る覚悟もあります」
「俺にそこまで尽くしてくれるのは、何でだ?」
涙を溜めながら、訴える。
「解ってるよ」
微笑みながら、頭を撫でる。
「そんな顔で郁乃母さんの前に行かせたら、俺が怒られるじゃないか」
そして、クルトの前に、立つ。
「すまない。また、お前の約束が遠のく」
「この田吾作!今の状況で約束もクソもあるか!就職する場所がないだ!」
「そうかもな」
「取り返せとは言わない。でも、他の場所で、見つけられるように、オラと探すだ」
「必ず、お前が仕事の出来る場所を探そう」
頭を撫でようとすると、ローキックを入れられる。
「子ども扱いするな!」
「悪いな」
クルトとのやり取りをしてる最中、琴が歩いてくる。
「吟ちゃんの彼氏は、何でそんなに不幸な思いをしても、踏ん張れるにゃ?」
「十の不幸があったとして、その中の一の幸福を見つける。ただ、それだけの努力をしてるだけだよ。今の場合なら、美咲が苦しい思いをしてるのが十、美咲のために少しでも何かが出来るって事が一だ」
「琴、絶対に泣いちゃうにゃ」
琴を抱き上げる。
「誰にでも、出来る事さ。大丈夫、きっと、琴にでも出来るよ」
「にゃあ」
琴の頭を撫でると、気持ち良さそうに擦り寄る。
ここに居る最後の一人、ロベリアが前に立つ。
「ロベリア、今回ばかりは」
「王子様、もう一度、言わせてもらいます。共に輝けるのなら、共に散る覚悟もあります」
「俺にそこまで尽くしてくれるのは、何でだ?」

