夜中―。 1人、ある人気者が頭の中を横切った。 未菜子―……。 まさか、と思ったけど… 当たっているような気がして…怖い… 真実を確かめたくなって 夜中なのに未菜子にメールしてしまった。 【遅くにごめん。無視されることはわかってるんだけど… 私をいじめてる人達が話してたんだけど…誰かからの指令を受けていじめてたんだね。それが未菜子…じゃないかなって】 勇気を出して送った。 いじめられるまでの私と 未菜子の関係だったら こんなはっきりしたメールなんて一生送んなかったな。