君ノ声





「…気分じゃねぇ」



視線を落としたままそう言えば、女が動揺したように揺れた。



〝そうして?〟


そんな表情で俺を見つめる女は、俺の口から出た言葉が信じられないようだ。



その疑問を口にしようとした、



そんなときだった。





――――――――ガラ





音沙汰もなく、いきなり保健室の扉が横に開いた。