三時半からは、小沢モモ(フレンチブルドック)のシャンプー。
「フレンチブルドックって骨太で力が強いから、暴れたりしないいい子だといいけど。」
お弁当の空箱を鞄に詰め込んだ私が、ふとつぶやくとフレディーはそれに答えるようにこう言った
「モモはおとなしいやつだよ。だけど最近、足腰が痛むって言ってたな。」
「本当に?病院に連れて行ってあげなくちゃ。飼い主さんは知っているの?」
「さぁね。オイラ達犬はもともと、本能的に悪いところを隠そうとする癖があるから。もしかしたら、飼い主さんも気付いていないかもしれないな。」
「それは、大変だわ。」
「確り見てやってくれよ。」
その時、お店の扉が開く音がした。
「こんにちは。」
入り口の前にフレンチブルドッグを連れた、女性が立っていた。
「いらっちゃいませ。小沢モモちゃんですね。お待ちしておりました。」
女性はモモをつなぐリードを私の方に差し出した。
「シャンプーコースをよろしくお願いします。」
「畏まりました。いつものコースのほかに何か気になることなどはありませんか?」
「そうねぇ、最近全然歩かなくなっちゃったのよね。お散歩も途中で疲れちゃうみたいで・・・。」
「フレンチブルドックって骨太で力が強いから、暴れたりしないいい子だといいけど。」
お弁当の空箱を鞄に詰め込んだ私が、ふとつぶやくとフレディーはそれに答えるようにこう言った
「モモはおとなしいやつだよ。だけど最近、足腰が痛むって言ってたな。」
「本当に?病院に連れて行ってあげなくちゃ。飼い主さんは知っているの?」
「さぁね。オイラ達犬はもともと、本能的に悪いところを隠そうとする癖があるから。もしかしたら、飼い主さんも気付いていないかもしれないな。」
「それは、大変だわ。」
「確り見てやってくれよ。」
その時、お店の扉が開く音がした。
「こんにちは。」
入り口の前にフレンチブルドッグを連れた、女性が立っていた。
「いらっちゃいませ。小沢モモちゃんですね。お待ちしておりました。」
女性はモモをつなぐリードを私の方に差し出した。
「シャンプーコースをよろしくお願いします。」
「畏まりました。いつものコースのほかに何か気になることなどはありませんか?」
「そうねぇ、最近全然歩かなくなっちゃったのよね。お散歩も途中で疲れちゃうみたいで・・・。」


