次の日____

「シュウくん。リョウくん。ご飯ですよぉ」

朝ごはんは中国風
茉莉花茶(ジャスミンティー)と包子(ばおず)とヨーグルトと果物。

「あっ・・・」

ナツメがいきなり声を出す。
みんながナツメに注目した。

「よく見ると、ミナトとリョウって顔、似てるね!」

こいつ・・・なにいいだすんだ・・・
確かに、灰色の瞳と鼻、輪郭は似てるけど・・・って
こいつ・・・親父似か!

ナツメは王妃似・・・
だから、俺とナツメは似てな・・・
って・・・俺も親父似??

俺は母親似だったような気がするけど・・・


「とりあえず、みんな…食べましょ」


「シニア王妃、悪いのですが…我々はもう行かなければならないのです…」
「あら、まだいいじゃない。ちょっとぐらい食べてきなさいよ」
「いえ…」

そして、今に至る。