ふぁすとlove

「沙織ぃ〜聞いてよ〜」



私は今さっき来た沙織に駆け寄る。



「どしたの?そんな慌てて」


「今日ねあのね!あの人に話し掛けたんだぁ♪そしたら!あの人も私のこと知ってたの!!!もぉ嬉しすぎるよ〜!」





沙織がまだ状況を理解できずポカーンとしている




「……!!!唯一!よかったじゃん!えっ?もぉヤバイね!どーしよ!興奮だよ!」




頭が混乱して、よく分からない沙織。







私が沙織のほうを見た。



目が合って二人で笑いあった。