――――――捺said―――――――

屋上で、男達に会った。
黒髪に赤いメッシュがある、超美形の男に話しかけられた。

扉を壊したのがバレた。
あたしが教室に戻って来たら、まだみんな寝てた。

あたしは窓際の席に座った。
机につっぷして、外を見たら睡魔に襲われた。

目を覚ましたら、さっきの男達2人がいた
どうやら、あたしが座ってる席は人の席らしい。

あたしは窓を開けた。
ふと、思った事を聞いてみた
「…動物好き?」
すると、男は無愛想に
「…興味無ぇ」
と言い放った。
「・・・」
あと1人はあたしを見て黙ってる

まだ、可愛さを知らないんだね。
あたしは手を外に差し出した

すると、2匹の小鳥が止まった
丁度いい。

あたしは男達に近寄った
「…触ってみて」
あたしが差し出すと、男は拒んだ

…ムカつく。

あたしは無理やり、手に乗せた。
男達は優しそうな顔をして、小鳥を見てる。

意外に優しいんじゃん?

男達はあっさりと、小鳥と仲良くなった。