「あれ…。どこいくの?」 また知らない人が話かけてきた。 今度は普通の若いチャラチャラした男の子。 私はさっきのこと思い出して、恐怖が甦って萎縮してしまう。 「い、家です。」 うつむいて歩きながら答えた。 「そんな〜怖がらないでよ。ちょっとお話しようよ。」 その人は軽く私の肩に手をかけた。 驚いて立ち止まってしまった。 「いえ、無理…です。」