夕方目を覚まし携帯に芽衣からの不在着信があった。
留守電聞くと芽衣じゃなかった。
すごい怒鳴り声に電話を耳から離した。
早く来い!!って言ってるけど着信があったのが2時で今は5時だから3時間経ってる。
一応電話してみようか。
直接行くべきか…。
とりあえず由宇の店に顔を出した。
無断欠勤を詫びなければいけない。
由宇は俺を見て明らかに心配していた。
「ごめん、ちょっと気が動転しちゃって。自分でもワケわかんないんだ。」
俺は正直なところを話した。
「芽衣に会った?」
由宇は相変わらず心配そうな表情で聞いてきた。
俺は頷いた。
気まずい空気が流れる。
由宇は俺がそれ以上話したくないのわかってくれたみたいで仕事の指示を出した。
在庫の整理を言い渡されて俺は事務所に入った。
入るとまさかの芽衣がいた。
芽衣も俺を見て驚いている。
俺は鯉みたいに口がパクパク動いた。
芽衣は眉間にシワ寄せている。
「何でいるの?!」
俺は自分でもどこから出たかわからない情けない声で聞いた。
芽衣は怪訝そうに俺を見ている。
「留守電聞いた?」
芽衣は言った。
俺は冷や汗?なんかよくわからないけど動悸も激しいし汗も吹き出した。
「き、聞いたよ!!でも寝ててさっき起きて聞いたから遅くなっちゃって、ここにも無断欠勤してたから行かなきゃって思ってて。」
慌てて言い訳した。

