返事は急がないなんて余裕ぶってみたのが間違いだった。
大体零次ってあの男なんなんだよ!
将吾さんがいなくなったと思ってたらすぐ新しい男友達出来てるし。
芽衣はわかってないみたいだけど
完全に芽衣に本気だし。
でもそんなのはどうでもいいことで
問題は俺にある。
返事を聞く勇気もなくて。
どうしようと思って悶々としていた。
仕事がまあまあ忙しいのが救いだったけど
目の前に零次と芽衣が現れた時は魂が抜かれたくらいびっくりした。
零次が芽衣の頭に唇を当てていた。
芽衣も何だかヘラヘラして楽しそうだし。
それみたら何もかもどうでも良くなって
その夜は酒を浴びるように飲んでその後のことは全然覚えていない。
朝知らない女に起こされて、玄関に芽衣がいた。
まだ酒も抜けてない俺は、話したくなくて追い返すように冷たくした。
約2年半、大事にしていた俺の恋は音をたてて崩れるように終わっていった。
失恋。
馬鹿馬鹿しくて涙も出ない。
自分が嫌いになりそう!!
とりあえず知らない女を追い出した。訂正、帰ってもらった。
そしてまた眠りついた。

