「ゴメン!ゴメンもう言わない!」
サトル君は頭を下げてきた。
「意地悪したいわけじゃないんだよ。ゴメンゴメン本当にゴメン!」
ぐちゃぐちゃと喋りながら何度も謝るサトル君。
私はむすーっとふくれたまま許した。
そしたらサトル君に誘われたので着替えて由宇君ちに行った。
由宇君ちにはちゃぶ台に料理と発泡酒が並べられていた。
料理もよく見たら枝豆や落花生、スーパーのお惣菜らしい煮物や唐揚げだった。
「飲み会してたの?」
2人で家で飲むことはよくあることだけどいつもよりも料理が多い。
食べたい時はお店に行くのに。
「芽衣が帰って来ないってサトルが心配してさー。待ってたんだよ。男物のTシャツとスエット着てたんだって?詳しく聞かせてよ。」
由宇君が言った。
私は昨夜のことを話した。零次君のことも。

