俺の大きな声に驚いたのか目を丸くしている。
シュンとなって
「そっか…。」
言いながらネックレスを握っている。
プレゼントされたのかな、とその時気付いた。
「そっか、それもそうかもな〜。」
と芽衣は言ってるけど、納得してないみたいだ。
俺は将吾さんの気持ちに応えようとしている芽衣にイライラして、その場を離れたかったけど、そぉいうわけにもいかない。
「とにかくっ!そういうのやめた方がいいと思う。傷付けるだけだよ。」
頭をかきむしりながら言った。
芽衣はじっと俺を見ている。
「なんでサトル君が怒るの?」
「怒ってない!」
と怒鳴る俺。
こんな言い方したくないのに、すぐ自己嫌悪に陥る。
芽衣は怪訝そうな顔をしている。
「ごめん、帰るね…。」
明らかに元気をなくして帰っていく芽衣の背中を見ながら追いかけて行って抱き締めたいけど、そうできない自分がもどかしくて、
こんなんじゃ芽衣に嫌われる一方だ。
「あ゛ー!!」
ダン!とカウンターを叩いた。
幸いお客さんはいない。
歌詞を書いていたノートをペンでグシャグシャに書きなぐった!

