芽衣の恋愛論




いつもは残すメンマも食べた。

今日はスープも飲み干した。


外に出ると前にいる将吾君は振り返った。

「美味しかったでしょ?」
と言った。

あたしの返事は期待してないみたいだった。

すぐ前を見て鍵を持った右手を軽くあげて車の鍵を開けた。


助手席のドアを開けてくれた。

「ありがとう。」

あたしは小声で言った。


変わりたいな…。

窓の外を見ながら思った。

こんな自分はイヤだな。



「!!!!!」

あたしの目に一組のカップルが写った。

「止めてー!!!!!!」

思わず叫んだ。