つい、その人の名前が口から漏れる。 蒼空はあたしの所まで来ると あたしの腕を掴んでる大河さんの手首をを持ち あたしの腕から大河さんの手を引き離した。 「絢音に触んな」 言葉は嬉しいんだけど そう言った蒼空の声はいつもの ヘニャヘニャーってした蒼空の声とは 全然違っていつもの蒼空の顔とは 全く合わない低くて怖いドスのきいた 大河さんのような声だった。