「あたしさ、 小6の頃にお母さんとお父さんが離婚して お母さんと一緒に住んでたんだけど 中3の時に事故でお母さん無くしちゃって・・・ 今はお母さんが残してくれたお金で 今のマンションに引っ越して住んでるんだ」 こんな事、 他人で昨日知り合ったばかりの蒼空に言うのも 蒼空にとって重いだけかなと思ったけど 蒼空は相変わらずあたしの頭を撫でたまま 「そっか」と、一言だけ言ってくれた。 あたし的には、 変になぐさめられるより蒼空みたいに 一言で済ましてくれるほうが助かる。