あたしは写真立てを手に持って写真を見た。





中央にあたしが腫れた目でピースをしている

あたしの右隣には蒼空が
写真越しでも分かる怖いオーラを放っていて

左隣に写っている大河は
蒼空とは対象的に笑っていて

あたしの後ろには
優しい笑顔をしたお父さんが立っている。