「いこっか。蒼空」 「あぁ」 あたしがそういうと 蒼空は部屋の障子を開けて廊下に出た あたしはもう一度振り返り 部屋の中にお父さんと大河に手を振った 「おとうさーん、たいがー。 元気でね!絶対に忘れないから! ありがとう…グスッ」 言葉の最後には、また涙が出てきた そんなあたしの肩を蒼空は抱いてくれながら この広い家を後にした。