そう言った大河の顔は少し引きつっていた 自分勝手なあたしを守ったせいで 大河の左腕の龍の刺青は血で見えなくなっていた。 「まってて、救急車呼ぶから」 そう言ってあたしはポケットから ケータイを取り出した 「呼ぶな」 「そんな事言ってられないじゃん!」 「いいから、呼ぶなって」 大河が大声で吐き捨てるように言うから あたしは呼ぶのを辞めた