「ねぇ、絢音ちゃんの部屋ってさ、生活感全然ないね」 蒼空の声で 自分の世界から現実の世界に引き戻される 現実の世界では、 蒼空がしゃがみこんで勝手に あたしの家の小さい冷蔵庫をあさっていた 蒼空は立ち上がって 部屋を一通りぐるりと見渡した 「絢音ちゃん。文句言うつもりは無いんだけどさ 部屋。汚すぎでしょ」