彼とあたしの一週間










あたしの視線を感じたのか
蒼空が立ち止まってそう言う。



“手つなぎたい”って
いうチャンスは今しかないのに
あたしの口から出てきた言葉は




「ううん。気にしないで」



っていう嘘ばっかりの言葉と作り笑いだった




「あー。なるほど、これでしょ?」



そう言って蒼空はあたしに、手を差し出してくれた。