平駅〜豊田駅・230円



顔をばっとあげる


真っ赤な顔のまま、口をぽかんと開けた私


すると


「やっと顔あげてくれた」


そう言って、さっきより優しく微笑んでくれた彼と目が合う


「あ、あの、」


「駄目?」


恥ずかしくなって視線をそらした私をみて、否定の意味にとったのだろうか


彼はひどく困った笑顔になった


「いや、そうじゃなくて」


「ん?」