学校まで走り続けた私は、正門の前で立ち止まり、はぁはぁと肩で息をした のぼっていた血が、だんだんと落ち着いていく 乱れた息が整っていくのと同時に、3つのことを思い出した ひとつは 時間はまだ余裕があり、走る必要はなかったこと。 ひとつは 彼にお礼をいい忘れたこと。 そして、あとひとつは 彼に一目惚れをしてしまったこと。