あの頃のあたしは・・・



キミに助けられてばかりだったよね



キミはあの日のこと



覚えているのかな?



それとも



もうあの日の事も忘れたって言われちゃうのかな・・・。








引っ込み思案で人見知りで地味で・・・



そんなあたしはクラスでは浮いた存在だった。



新しいクラスになって不安でいっぱいだったあたしを・・・




陸が助けてくれたんだ。





新しいクラスでの自己紹介。



当然あたしの話など聞いている人などいないと思ってた。



だけど・・・キミだけは聞いてくれてたんだね?



小さな声で「よろしくおねがいします」っと言ったあたしに



キミは1人「よろしく」って



笑いかけてくれたよね。





そのたった一言があたしにとっては



すごく大きなコトだったんだよ?




そしてその時からあたしは・・・





キミに恋をしたんだ。