「でも偉いじゃん。ちゃんとサボらずに来てるし。」


そう言って優しく笑っていた


「俺だったらサボるけどね~」


「あっサボればよかったのかっ」


「あははっ今気付いた?」


きっとこうやって自然に人の心を掴める人なんだろうな…


そしてまた原田さんはクーラーボックスを持ち、向こうの方に行ってしまった


「あ、おばあちゃん!飲み物選んで!」


「私はお茶を飲みたいねぇ」


「烏龍茶しかないけどいい?」


「いいよ、いいよ~」


「はい。どうぞー」