ずっと君の近くで



その後は二人でたわいもない話をしながら公園デートを楽しんだ


あたりが暗闇にそまってきた
午後6時

夏の終わりが近づいてきた証拠

ふいに

「僕は死んでも君が好きだよ」

と、なぎが私に言ってきた

「な、どうしたの急に」


「うーん、なんとなく?言ってみただけ」


そう言って笑うなぎはどこか悲しそうだった気もしたけど


「ふーん、ありがとう」







この時はただ純粋に嬉しかった