「やべぇ!凌也、遅刻すんぞ!」 『おい……俺たちヤンキーなんだから10秒ぐらい遅刻しても良いじゃんかよ。』 「10秒もかよ!まぁヤンキーだから10秒ぐらいなら良いか!」 そう言いながらも俺は少しビビっていた、 なぜなら遅刻なんかしたやつをまだ1人も見たことがないから。 まだ遅刻をするのが怖いのでとりあえず凌也に気付かれないようにさりげなくはや歩きをしていた。