近くに住んでいる
ダンス仲間の紗絵を
迎えに行く。
紗絵の家の前まで行くと
紗絵はもう待っていた。
「ｺﾞﾒﾝ!!待った??」
「大丈夫、大丈夫!!」
紗絵は見た目は凄い気が
強そうに見えるが
中身はまったくの逆。
私達は他校同士だから
お互い学校で何が
あったのかなんて分からない。
けど、顔を見れば
直ぐに分かってしまう
という仲。
紗絵のギャップのせいで
紗絵自身がかなり傷ついている
のはずっと前から知っていた。
毎日明るくて元気な紗絵
だけど
紗絵にだって悩みは沢山あった。
だからこそ
わたしがついて居て
あげようと思った。
多分紗絵も同じ気持ち
なんだと思う。
紗絵は好きな人がいる
けれど、今は真面目に
ダンスに青春かけたい
みたい…。
=私達はダンス馬鹿
って訳!!
