放課後になっても
ソワソワしているわたし…。

「し…しいなちゃん…??」

「ぐはっいっ!?」

緊張しすぎて声が
裏返ってしまった。

「あ…だだ大丈夫だよ…!!」

「あ…はい…」

先輩が一生懸命緊張を
ほぐしてくれたのに
わたしは何もほぐれない。

先生に対する気持ちも…。

‘ガチャン’

集合して10分くらいしてから
先生が来た。

ドアの所に立って
チョコンと顔を出している
先生にわたしはまた
胸がトキめく。

「宇井川さん?!」

「ぎゃ、はい!!」

「先生ー、しーなちゃん
もうずっとこんなんで…!!」

「もー、そんなにナーバス
にならない!!」

「ふえ…」

この緊張のまま
スピーチ練習を終えた。

最高の思い出になる様に…。

先生に恋してた日々が
無駄にならない様に…。

先生に恋してから…

何か変われたかな…

何か身についたかな…

人って何度も悩んで
成長して行くのかな…

先生に恋して沢山
諦め様とした…。

でも、きっと諦めなくて
よかったな…って
思う日がくるよね…??

先生のことを…
先生だけのことを…
愛し続けます…。