「せせせせんぱーい!!」

真希にも…話をした…。

「そうだったんですか…」

「これは秘密ね…?!」

「もちろんです!!」

話した後は…
真希と一緒に語り合った…。

今までのこと…
先生の母校に行きたいこと…
先生に沢山の夢と希望と
現実をくれたこと…
先生のおかげで強くなれたこと

今までのことは
全部真希に話した…。

「…先輩…辛かった…
ですよね…」

…辛いよ…
でも…逃れたらここで
終わり…
進展も、何も出来なくなる。

「…あ、もう時間だ…
じゃあ…メールするね…!!」

「分かりました!!」

家に帰宅してダンスレッスン
が始まる前に少しメールを
やり取りして…
ダンスに出かけた。

いつもと同じ様に沙絵と
一緒に行く。

「ちーいーすー」

教室に着くと
皆は渋い顔をしていた。

「ど…どうしたの?!」

「あの…」

理由はわたし達のチームで
喧嘩があったと言うこと。

バラバラになるメンバー…。

悪口が耐えないメンバー…。

ダンスが乱れるメンバー…。

辞めたいと言い出すメンバー…。

なにもかもが…
乱れていく…。

…こんな時…。

いつものレッスン時間が
すぎると、沙絵とわたしは
直ぐに帰宅して、電話を
していた。

「やばくない…?!」

ただそれだけしか言えなかった。