ママはいつも心配性。

私達のことを大切に
思ってくれていることは
凄く感謝。

もう一度ママを見る。

「はぁ…」

ママは何も言わない。
ただ唖然とわたしを見ている
だけだった。

(わたし、全然分からない。
真面目な人のどこが悪い??)

わたしはちょっぴり
頭をかかえて、
お風呂に入った。

お風呂に入っていても
そのことを考える
ばかり…。

ベッドに入る時も
寝る時も…。

…‘ブーンブーン’
わたしの携帯のディスプレイに
メールのマークがついた。

「メールかぁ…。
…あっちゃんじゃん!!」

あっちゃんとは
小学校の友達で
佐藤 亜美。

あっちゃんはバスケに
青春をかけていた。
けれども…今は
彼氏がいるみたい…。
その名前は間 たける。

小学校の頃は、
たけるにチビとか言われて
泣いていたっけ…。

「あー!!
たけるウザイ!!
あっちゃんには悪いか…。」

なんて言いながら
メールをやり取り。

あっちゃんとのメールは
23時まで続いた。

ちなみに今話していたのは
わたしの独り言。