「俺も帰ろ~。」

と、言う丹那さんの声が
みんなからの
『お疲れ様。』とほぼ
同士に聞こえた。

靴を履き替える場所で
2人きりなっちゃった。

私は笑って、何を思ったのか
「あっすみません!メアド
教えてくれませんか?」

何言ってんの自分。

「あっはい。いいですよ」

そんな返事が帰ってきて
私たちはアドレスを交換した。