「知樹さん、晴菜さん。いろいろとご迷惑かけてすいません。バイト代とかいらないんで、また歌いにきていいですか?」


改めて感じた。

あたしはやっぱり歌がすきだなぁって。

お金がほしいからするんじゃなくて、聞いてほしい人がいるから歌う。

それって素敵な事だよね。

いつか夢を語るなら、

自分の歌で世界を変えたい。

悲しみで溢れた心の持ち主を

幸せで一杯にしたい。


それを叶えるために、ber.tomokiに居続けたい。

無謀な夢なのかもしれない。

それでも、少しずつ少しずつ…

身近な人から、町の人へ

町の人から日本中の人へ

幸せを運んでいけたらいいな。

そうすれば、強くなれる気がする。

人の幸せを願う人は誰だって、自分の弱さも乗り越えれた人だけだと思うの。

いつか叶うといいな。