タンタンタン
あたしの足音だけが響く。
みんな、あたしを見てる。
けど、あたしは純だけを見つめる。
「………純。」
「優音……」
「ごめんね。あたし、純の事信用してなくてごめんね。あたしダメな人間だからさ…やっぱり接するのが怖いの。」
「…うん」
「純は優しいから、もっとあたしなんかより気の合う人と友達になったほうがいい。あたしは、純に迷惑しかかけれないから。今まで一緒にいてくれてありがとね。」
「優音ばか「席につけー。転校生紹介するから。」
純が言いかける前に、小坂が教室に入ってきた。
あたしは、泣きたくなったけど、泣きたいのは純のほうだよね。
あたしは、笑みを浮かべながら、席についた。
「今日からこのクラスの一員になる、長瀬 春だ。おい入れ」
「うぃっす。長瀬です。」
ハルが照れくさそうにあたしを見ながら自己紹介をした。
周りがコソコソしている。

