白虎連合Ⅳ






時刻は夜十時。

明日も朝練があるから帰らなきゃいけない。







「送りますよ」


「ありがとう」








バイクに跨り、背もたれに体を預ける。

それを確認するとバイクは発進して。



今日は。

今日ぐらいは。







「うわっ、珍しい!!!」


「いいやん、たまには」







龍の腹に腕を回す。

密着する体は暖かくて。







「たまにじゃなくて毎日そうして下さいよーっ」


「嫌」


「即答?!」







私達の笑い声が空に響く。

龍の襟足が額をくすぐって。







幸せ。

私はやっぱり龍が好き。



これはきっと、恋。









鈍感な私でも、分かるくらいに。









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