じんわりと目に涙が溜まる。 今までプレゼントを貰っても、そんなことなかったのに。 どうしよ。 言葉が出てきいひん。 「俺ともお揃いっすよ、ほら見て下さいっ」 「うん、」 「紫織さんに付いてきて貰って頑張って選んだんすよ!!!」 「紫織?」 「だって俺一人じゃ分かんないんすもん」 さっき服屋で言ってたこと。 やっぱり紫織やったんや。 全然知らんかった。 全然気付かなかった。 そればっかり。 「ずっと一緒にいましょうね」 抱き締められた体は暖かい。 涙を一粒流れた。 「…―うん」 .