外に出ると、街は茜色。 この季節は本当に日が落ちるのが早い。 「ほな次はゲーセン行きましょーっ」 「はーい」 片手には紙袋。 もう片手は龍に引っ張られていて。 ゲーセンか。 昔龍に負けまくったっけ。 取って貰ったぬいぐるみもベッドの上。 なんか龍との思い出ばっかりやな。 「龍ゲーセン好きやな」 「そりゃもう任して下さい」 「男の子って感じ」 「女の子には見えないっしょ」 喧嘩とか、不良まっしぐらな毎日やけど。 こんな平凡な一日もいいよね。 .