クラス中の視線が一気に集まる。 私の視線の先には指差す先生。 応援団長。 応援団長。 おうえんだんちょう? 「はい?」 「だから、全白組の応援団長が華風やて」 「はい?」 「んで二年の誰かが副団長やるから」 「はい?」 「応援団やりたい奴は立候補しろよーっ」 「ちょっと待て!!!」 いやいやいや、おかしいから!!! 応援団長ってなに? そんなん普通男やるやん!!! 先生に突っ込んだ為、視線は更に痛いけど。 でもでもでも!!! 絶対嫌!!! .