白虎連合Ⅳ





後ろからガッチリ抱き締められ、思わず目を見開く。

目の前の二人は呆れた目で見ているけど。





てか酔うの早くない?

まだ倉庫着いて二十分ぐらいやで?








「ちょ、龍」


「英寿さん、こういう訳なんですみませんねーっ」


「お前喧嘩売ってるつもりか」


「売ってると思います?」


「売られても買わんわ、面倒臭い」


「おっ、英寿大人ーっ」







わ、忘れてた。

この二人仲悪いんやった。




しかも原因うちらしいし。

え、また殴り合い?












「ゆいを幸せにしたれよ、馬鹿犬」










けど返ってきた言葉は想像とは違うくて。




龍は安心感のある笑みを零す。

雄大くんも笑っていて。









「英寿、くん」









私は何故か泣きそうになった。









.