時刻はまだまだ夜八時。
龍が迎えに来るのは十一時半。
「ほな髪もやったげるねっ」
「あ、アイロンで真っ直ぐでいいよ」
「了解っ」
明るい髪は、紫織の手によって更にストレートになっていく。
最後に黒の華飾りを付けて完璧(らしい)。
んーそろそろ髪暗くしよっかな。
中二からずっと明るいし。
落ち着かなね。
うちもそろそろ。
「おっ!!!ゆいおめかしして何処行くねんっ」
「知ってるやろ」
「いいなー、紫織俺にも造ってやっ」
「まだ余ってるし、マント造ろっか?」
「うん、遠慮しとく」
三階から降りてきた寿は私と紫織の正面に座り込む。
その姿は既に特攻服。
んー、こうして見れば顔似てるかも。
いや、ないない。
.

