「ゆいちゃん、はいプレゼント」
六限目が終わった、HRの始まる前。
手渡されたのは小さな紙袋。
「悠介は今日ghostの集会参加すんの?」
「んー、まだ未定やから先に渡しておこって」
「ありがと、これなに?」
「開けてみんしゃい」
みんしゃいって。
とにかく言われた通り紙袋から小さな箱を取り出す。
「……………」
「どう?嬉しい?」
中に入っていたのは、勉強道具。
…小学校のプレゼント?
てかそんなにがり勉ちゃいますけど。
なんすか、そのイメージ。
「いやー、本間悠介にも迷惑掛けたね」
「あれ?感想は?」
「ごめんな、鞄投げて」
「いやいや、あれはびっくりしたけど…って感想は?!」
紙袋は机の隣にかけて、軽くお辞儀。
悠介にも迷惑かけたしね。
感想は敢えてスルーで。
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