白虎連合Ⅳ






塞がれる唇は、少し冷たくて。

決して軽いキスではない。








「んっ…!!!」


「なんかもう…名前呼ばれるだけで充分っす」








唇は離れ、今度は私の肩に顔を埋める。

泣いているのが分かる、肩が震えているから。








一筋、涙が零れた。

それは間違いなく、私の涙。




頬に伝う涙は、やがて止まる。

また涙が溢れてきたけれど。








私、龍のことが好きだった。

いつまでもそれに気付かなくて、辛い思いをさせていた。





でも記憶がもし戻ったとしても、また笑える?

絆はまた修復される?

怖さから、











「…すんません寒いですよね?なんか買ってきます」









耐えられる?









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