白虎連合Ⅳ






「…離して!!!」







静寂な公園に響く、大きな声。

と、同時に私は白咲の腕から離れた。





今、なんか怖かった。

触れたらあかんと思った。






心臓が激しい。

触れた所が、妙に熱くて。









「…ですよね」









離れた私を見て、白咲は辛そうに笑う。

泣いてないけど、泣きそうな表情。




何も言えずに、視線を地面に変える。

今は彼の顔が見れない。









「俺がね、一番最初にゆいさんを拒否したんです」


「…え?」


「ゆいさんを信じられなくて、勝手に勘違いをして」


「……………」


「それからおかしくなった、みんなの絆が…俺がそんなんしなかったら今も普通やのに」


「白さ、」


「記憶を戻すのは俺やと思ったけど、自惚れでしたね」








何が足りない?

何をしたら記憶が戻る?






さっきより強くそう思ったのは、勘違いじゃない。









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