白虎連合Ⅳ





再びバイクに跨り、ゆっくりと進んで行く。

風が冷たくて、息が白い。







「もう少しで着きますからね」


「ん」


「…なんかゆいさん変っすね」


「何が」


「俺の事無視しーひんし、口調が違う」







口調?

いやいや、一緒やから。








「前はお前やったのに、あんたって言ってますもん」








雲は空に掛からない。

星が更に輝きを増す。






さっきから私おかしい。

周りの人を拒否らない。




アルバムを見たから?

周りを見る目が変わったから?






記憶を戻したい、って思う自分がいる。

白咲と向かう行く先々に何かヒントがある気がして堪らない。








「…本間やね」









後少し、何かで思い出せそう。

分からないけど、そんな気がする。







やっぱりおかしい。

けど、どうしようも出来ない。








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