白虎連合Ⅳ





ボコッと軽く、鈍い音。

グラウンドに響き渡るのは、その音で。








「???」









予想しなかった展開に、思わず転けてしまった。

ついでにジャージも砂まみれになって。





紫織は立ったまま、私を見下ろす。

私は上半身を起こし、少し赤くなった頬に手を当てた。









「み、水嶋さん…ヤバいって」


「あたしはっ!!!ゆいに拒否されても辛くないもん!!!」


「……………」


「ただ、ゆいの中から存在が消えたのが辛いの!!!」







ボタボタと流れる涙は地面に染み込んで行く。

化粧は崩れ、それでも紫織は必死に言葉を繋げる。








「でもなっ!!!そうさせたんはっ…あたし等やから!!!」


「しお、」


「ゆいを責めることは出来ひん…!!!けど!!!」







胸倉を掴まれ、何度も揺さぶられる。

まるで何かが、








「思い出してよゆい!!!そうしなどうにも出来ひんやんか!!!」








壊れたみたいに。









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