白虎連合Ⅳ





明らかに大きな声。

嫌みに聞こえる言葉に、そのまま無視。






「でも、」


「だって華風さん一人がよさそうやし?」


「うちら五人やし、一緒にやろってー」







一人がいいって。

うん、そうやけど。





甘ったるい声にイライラしつつ、何気なく顔を上げる。

ふと、その集団と目が合って。







「あっ、嫌、違うくて」


「は、華風さん一緒にやる…?」







私が怒ったのと勘違いしたのか、一瞬で態度を変えるギャル達。

って、やるかっつーの。






「ゆい、」


「……………」







名前を呼んだのは、紫織。

けど、私は背を向けた。





酷い言葉や行動。

それを放ってきた私は、










「ゆい!!!ペア組むで!!!」








また傷つけるのを、私は拒否している。









.