「ふー…」
着いた場所は、屋上。
口から吐き出す煙は空へと消えていく。
柵に寄りかかり、グラウンドを見ると何処かのクラスが体育の授業中。
それを見ながら、タバコを消した。
「なんで、」
なんで心が痛いんやろ。
なんで酷いこと言ってしまうんやろ。
、なんて思ってる私はおかしい。
今までそんなこと考えなかったのに。
「信じたくない、何も」
傷付くぐらいなら一人でいる。
寂しいから友達を作る、なんて嫌や。
だから関わらんといて欲しい。
一人でいたい。
風が強く吹き、髪が揺れる。
眉間に皺を寄せ、目を瞑った時だった。
「ゆいちゃん、最近よくサボるなー」
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