白虎連合Ⅳ





聞こえた声に足を止める。

思わず目を見開き、振り向いて。







「水嶋、それは宣言す」


「やしゆいっ、一緒にサボろ?」


「……………」


「ちょ、先生の話聞いてる?」







ニコニコと笑顔を向けられ、無言のまま扉に手を掛ける。

そして再び振り向き、言葉を投げつけた。







「一人にさせて」


「でもっ、」


「邪魔やねん」


「…そっか」








寂しげな笑顔。

喧嘩してる?と口にしながらクラスメートは私と紫織を交互に見ていて。





廊下に出て、歩き出す。

紫織は追ってこない。




私がそうさせたから。









「……………」










また、心が痛い。










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