白虎連合Ⅳ






直ぐに顔を上げて睨むけれど、そんなの全然効いてくれない。

それどころか鼻で笑われるし。







「そんな睨んでも駄目っすよー」


「……………」


「記憶戻す前のゆいさんじゃなかったら効きませーんっ」


「こんの…!!!」







着崩した制服に、金髪の髪。

それと黒のマフラー。




そのマフラーを巻いたまま、垂れ下がった所を手でブンブン振り回して。

って絶対馬鹿にしとるな、コイツ。







「もういい、お前出てけ」


「出て行く理由を三文字以内に述べて下さい」


「さっきの見てたんやろ?紫織を追いかけたら?」


「ブー、文字数オーバー」


「……………」







なんかさっきと違うイラつきが増えて来るんやけど。

絶対からかわれてるんやけど。





再び睨み、枕を掴む。

顔面にぶつけてやろう、そう思った時だった。












「ゆいさんの傍には俺がいますよ」









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