白虎連合Ⅳ






開いたままの扉。

そこから入ってきた男は、そのまま苦笑いを浮かべる。





誰か分かってる。

でも顔を上げなかった。








「別に」


「別にって…あーあ、床えらいことなってますやん」


「…………」


「ちょっ、しかも裸足!!!歩いちゃダメっすよ!!!」


「ぅわっ…!!!離せやボケ!!!」







一瞬、本当に一瞬。




気が付けば私の体は宙に浮いていて。

背中と膝の裏に白咲の腕。




所謂、お姫様抱っこ。








「暴れないで下さいって!!!」


「触るな触れるな変態この野郎!!!」


「あーもう投げますからね!!!」


「は?…ぎゃん!!!」







結局本当にベッドに投げられて。

受け身を取れなかった為、顔から突っ込んでしまった。







「お前…!!!」


「俺悪くないですもーん、暴れるゆいさんが悪いんじゃないんすかー?」







何コイツ。





何コイツ!!!!








.